絶対にお勧めです

　まず、大学とは自分で学ぶ所である事を認識して下さい。つまりサボろうと思えばいくらでもサボれます(4年で卒業できないかもしれないけど)。別に先生は文句を言いません。よって、どういう学生生活を送るのかのプランを、卒業後を見越して立てておくことをお勧めします。これは偏差値の高い大学に行くより、よっぽどか意味のあることと思います。単位互換も同じこと・・私もただ単に「他所にも行ってみたい」という理由で行きましたが、挫折することの無い様時間などのプランはしっかり立てたつもりです。ただ行くだけではもったいないですからね。私は人脈が広がったかな。
　偏差値で一つ。慶応は偏差値を上げるため数学を外しましたが、基本的には、反対です。今はまた、受験科目を増やす方向みたいですね。高校生の方には勉強量が増え酷かもしれませんが、実は大学に行った後の方が高校の教科書を必要とするかもしれません。応用は、半忘れで結構。私も、もっと点を取らせる(基本的な)問題でないといけないなとは思いますが。

　修道の「国際機構論」は、どうやら単位互換は私だけ ・ ・ 勿論受講は許可されましたが、半面「一人だけかー」とも ・ ・ 。講義中はとっても静か ・ ・。皆さん真面目に、講義に集中してるので、個人的にも「ここまで来る価値は十二分にある」と思っています。講義のレベルも少し高く、試験は手強いかもしれませんが(誤解しないで頂きたいのですが、別にどの大学・短大であれ基本的に、講義にレベルの差なんてありません。あるとすれば、受講者の姿勢です)。
　本当は、もっと時間があれば、校内巡りが出来ていいのだけれど、うーん ・ ・ 知人も忙しそうだし、ここでは講義しか受ける余裕がないのが実情。それに、4ヶ月間、週一回の講義では分かりませんが、この大学は深そう ・ ・ 。まっこれは4年制大学には少なからず共通しているのですが、ここが様々な学部を置いていることと無縁ではないでしょう。

2000/4/14　修道の一風景・・桜

　受講した科目は ・ ・ 実は前後期分割で単位認定しているものの、実際は通年科目と考えていいらしい。しかし、単位互換としては前期のみで、後期は、単位は無いけど聞きたければ来て下さいと言う、聴講のみ可という事で・・。そういう訳で、前期はどうしても広く浅くとなってしまい、試験も準備は確かに大変。内容としては、国連を初めとする一通りの国際機関(国連の下にある補助機関や内部機関を含む)独立の団体、NGO等です。これらを地域的国際機構などと分けたり、国際公務員って何?と学んできたわけです。試験は、普通の人を前提にすると、講義をきちんと聴いていたら単位は確保、予・復習をして上乗せが可能といったところ。突貫では、難しいと思います。これはある先生が仰っておられたのですが「やはり出席しない子は点数が悪いですね。一ヶ月も経つと、授業に集中してない子も大体名前が分かりますしね。」つまり、テストをする前から、大体の振り分けが出来てしまうということ。手を抜けば、それなりの点しか取れませんし、先生も授業中の態度をしっかり見ておられますよ。もう一つ、気に入った文句を紹介します。

2000/5/24　呉短大の校訓の碑

　阿賀にある呉大短大部(呉大看護学部と併設)は、西条の自宅から45分位で着いたかな、車の乗り入れが出来るので助かります(修道も四輪乗り入れ可)。単位互換の旨を伝え、「どこの部屋ですか」と聞いていると直々に担当の教授がお話をして下さった。
　この講義の単位互換定員枠は5〜10人、申請をしたのは修道の3人と私の計4人、その場で申請は許可されました。しかも単位互換生にもチューターという先生が付くということで、このメンバーで授業の後にホームルームとなってしまった ・ ・(最初の授業のみ)。車での登校は届けが要るとのこと ・ ・。登録したけど後半はバイクで行っちゃった。

　ひとつの講義しか受けてないのに学校の感想を総括するのは失礼かもしれないが、やかましい ・ ・ 全員ではないが。常に「静かに」コールが響く・・ 修道の人も同じ感想を話してた(修道は、みんな結構真面目に受講してるので、行く価値は高いと思う。学生の質も高い)。しかもこの授業、2年生の科目らしく ・ ・ 卒業年次でこのていたらくかー。そこで昨日(5/17)はついに、先生は時間を取って忠告をなさいました。

「あなた方は、単位を取りに来ている。私が与える物ではなく、自分で獲得する物です。しかも、もうすぐ社会で自分で稼いでいかないといけない。そのために、モチベーションを上げる方法を講義でやっているのにどうして自分のものとして考えないのですか。」

　ここでの規定は「総授業数の2/3以上の出席がない場合、授業を放棄したものと見なす。」・ ・短大ですからね。「構内全域で喫煙は禁止。」・ ・短大ですからね、まぁ煙草の嫌いな私にしてみりゃ結構な制度、確かに学習意欲に？が付く人もいますけど、吸殻は見ませんでした。最低限のルールはOKみたい。チューターのみならず、教員と生徒の距離の近さが印象的でした。短大ということもあるのかもしれませんが、いわゆる「タカビー」な感じが無かったのです。楽しく過ごしてる学生が多いはずです。で、呉大短大部のホームページは呉大学ホームページから飛べますのでどうぞ。こちらの方が全体が見えるかなと思いまして ・ ・。

　やっぱり在る制度は活用するもんです。他の学校はやっぱり違います。新鮮です。実は、大学の教員は本務校の他に、非常勤で他の幾らかの大学へ行かれることが多いのですが、学生は他所へ行けなかった。私は講義のみならず、色々学ばせてもらったと思っています。お蔭様で、福岡からの帰りが午前様の日でも(翌日じゃないもんね)両大学共全出席が出来ました。ま、呉短大から広島へ行って、西条へ戻るとなると結構大変ですが、31号線は結構いいです。まさしくSea Side Roadです。天気が良けりゃ窓全開でGO。そう言えば今回は、呉短大へも修道へも、公共交通機関を使いませんでした。道は整備されてるのでいいのですが、毎日行くとなると、周辺環境への影響も考えないと ・ ・ 。でも両方とも、西条からは遠いんだよなぁ。

　「こんなことも聞きたい」「これはどういうこと?」など、要望・苦情がございましたら、掲示板かメールにてお知らせ下さい。